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鯉のぼり

このゴールデンウィークに、孫たちが我が家に来ると言う事で、主人が納戸にしまい込んであった息子の鯉のぼりを孫たちに見せてやりたいと数十年ぶりに出して来てくれました。
今のナイロン製の鯉のぼりとは違い日本古来の伝統的な手法で作られたもので、勇ましい真っ赤な金太郎が真鯉にまたがっています。孫たちは都会ではお目にかかれない大きさにびっくり!とっても喜んでくれました。
でも何故鯉を空に泳がすのだろう?と素朴な疑問が頭をよぎり、早速調べてみました。

鯉のぼりの歴史は江戸時代に武家の間で男の子が生まれると災いを祓いこの子を守ってほしいと言う願いと男の子を授かった感謝の気持ちを伝える風習として玄関に馬印やのぼりを飾ったそうです。
それを町人たちが武家とはちがったかたちを求め進化させて行き、たどり着いたのが中国の故事の龍になった鯉の話からだそうです。

『昔の中国の黄河に非常に流れが急な竜門と言われる滝があり、その滝を登り切った魚だけが、竜になれると言われていました。
しかし、どの魚も登ることができなかったのが、鯉だけが登り切り、竜になったという故事の伝説です』この話を知った町人は吹き流しに鯉の絵を描いて飾るようになったそうです。

『鯉のように、強く立派に成長して欲しい』という願いを込められています。

いつの時代も子を思う親の気持ちは同じなんですね!

uenaka
孫達にもなぜ鯉なのかも話をしてやり、元気に大きく育つよう願いたいと思います。

投稿者:Barbamama | Posted in スタッフのつぶやき | No Comments »

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