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”おれんじクローバー”

<服部さん

先日、「丹後地域オレンジロードつなげ隊圏域連絡会」があり、平成29年度の“おれんじクローバー”の取り組みを発表しました。
まず、“おれんじクローバー”とは、“認知症になっても安心して暮らせるまちつくり”を目指して、「地域の方に認知症のことを知ってもらいたい」「理解してほしい」と同じ思いを持った仲間が集まり誕生しました。職場・職種の壁を越えた同志が集まっていて、認知症サポーター養成講座の開催や認知症の啓発活動、勉強会などを行っています。
 今回の発表ではこれまで行ってきた、活動について報告をさせていただきました。
認知症サポーター養成講座は、小学生から大人の方まで開催していて、小学生には少しでもわかりやすいように、また関心を持ってもらえるように、○×クイズや手作りのペープサートを使って認知症について話をしました。病院祭りなどのイベントでチラシを配り啓発活動を行こなったり、意識調査のアンケートを行いました。またメンバーが認知症高齢者に扮して、住民の方に認知症の方への声かけを体験していただきました。
活動はこれからも継続して行っていきたいと思っています。
 発表者は私ではありませんでしたが・・・若干緊張しながらこれまでの取り組みと思いを伝えてもらうことができました。

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法人30周年を迎える年になり想うこと

 4月のガーベラ通信を編集する際、法人30周年の記念事業の検討委員会からの投稿記事を見ながら昔を思い出していた。
 昭和63年6月1日、社会福祉法人北丹後福祉会特別養護老人ホーム久美浜苑がスタートを切った。約20名の職員で、特養50名定員の施設から始まった。
 当時の事務所は、施設長1名、事務職員1名(現在の副施設長)、生活指導員1名(わたくし香川、今でいう生活相談員)、栄養士1名の4人で対応していた。当時は私も23歳の青年であった。パソコンも出回っていない時代で、ワープロで文書を作成していた。
 また当時は男性職員が月に数回管理当直をしており、日勤と日勤の間に管理当直が入り、約2日施設にいるというような勤務をしていた。なんとその頃のことが最近でもよく夢に出てきて冷や汗をかいて目を覚ますことがある。ふと目を覚ましたら、巡回施錠をせずに眠ってしまったということに気がつくという夢である。考えただけでも冷や汗が出る。(当時はそのような失敗はしたことは無かった)
 当時他の特別養護老人ホームとは、お互い色々教え合い情報交換する仲であり、各施設の相談員は、自施設で取り組んでいる面白そうな取り組みを、話し合う機会も年数回あり、そこで刺激を受けては自施設の取り組みに反映させるというようなこともあった。
 各施設の生活相談員は、ちょっと癖があり変わった人が多かったが、利用者様のことを考えて楽しそうに話をしていたことを思い出す。今では考えられないことであるが、自分の部屋で飲酒や喫煙が出来ないのはいかがなものかという論議もあった。(久美浜苑では、場所を指定していた。)
 自分だったらどうか、自分ならこうして欲しい、楽しそうにしておられるか、して欲しいと思って言葉にできない人はいないか、表情がパッとしないのは何が原因か、どこか行きたいところは無いか、食べ物は何が好みか、なぜ食事量が減ったか、落ち着かれないのはなぜか等々話をして試行錯誤して日々を過ごしてきたように思う。
 あれから30年、我ながら随分と齢をとったものだと思う。
 スポーツの一流選手でも、ベテランになってからもよく練習をしている。更に一流選手でも自分は下手だと思っている人が多いと聞いた。だから人一倍練習をするのだと言う。
 我々の仕事でもそのようなことがあるのではないかと考えてしまう。相談業務をして30年、面接して少し話をしただけで、「あ~わかった、ここの問題は○○だろう。」とすぐに見極めて結論を出してしてしまう。果たしてこれで良いのか。日々反省しないといけないと思った。
 一番の基本が「その人に関心をもつ」「心が寄り添う支援」ということを忘れずに、初心に帰り今後も仕事に励もうと思う。

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