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最近感じること

最近、仕事場でも自宅でもよく物が壊れることがあります。この京丹後市佐濃デイサービスセンターも平成12年に建設されて約10年が経過し、建物や車・備品の故障・修理が毎日のように発生しています。

 故障した場合に業者を呼んでよく聞く言葉が、「修理(部品交換)されるより、新しく買い換えられた方が良いのでは・・・」とか、「どこが悪いのか調べるだけで○○円かかりますので、買い換えられたほうが良いのでは・・・」という言葉です。確かに、品物の半分ぐらいの金額を出して部品交換や修理をするよりも、新しく買ったら全体として故障せずに使用できる期間としては長くなるため、選択肢としては新しい品物に変えることが得であるように思います。

 そこで気になっているのが、今まで使っていた物で、修理すれば使える物が、新しいものを買うと決めた時点で、即産業廃棄物というものに名前が変わるということです。もったいない。昔から、もったいないことはしたらあかんという言葉を聞いてきた私の心は痛みます。本当のエコとは何だろうと考えさせられてしまいます。

 新しい商品を生産・販売し経済を活性化させることの重要性、まだ使える物を廃棄物として扱うもったいなさ。新製品を作るためや廃棄物の処理のためには、多くのエネルギーを使い、また二酸化炭素を排出しなければなりません。経済の成長とエコの関係は、共に成長する関係にあるのかと疑問に思う事があります。でも、「もったいない」という言葉も大切にしていきたいですね。

                                      センター長 香川龍法

投稿者:gekiatu | Posted in スタッフのつぶやき | Comments Closed

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