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秋の味覚御膳!!

11月11日の昼食に、秋の味覚御膳を準備しました。

なかなか外出や外食がしづらい中、少しでも季節を感じていただきたくて企画しました。

メニューは、小豆とさつま芋のご飯、かき揚げ、炊き合わせ、黒豆煮、厚揚げ和え、佐濃デイ特製茶碗蒸し、梨のコンポート、秋の和菓子と盛りだくさんです。

「秋の味覚」と言えば、さつま芋!!おすすめは、京丹後産のさつま芋とごぼうを使ったかき揚げです。他にも、むきエビ、ピーマン、パプリカ、玉葱等が入っており、色鮮やかで、食欲をそそります。京丹後産のさつま芋は、ホクホクして甘くてとてもおいしいです。ちなみに、コンポートに使った梨も京丹後産です。

利用者様からは、「えりゃあ、ごっつぉうだ~や~」、「おいしいわ」と大好評。また、普段の食事摂取量が少ない利用者様もたくさん召し上がって下さいました。利用者の皆さまの満足そうな表情が拝見できて、職員一同、嬉しかったです。

 

投稿者:Yukidaruma | Posted in 出来事 | No Comments »

「食」へのこだわり

高齢者の方にとって、食事は楽しみや生きがいであったり、食べることで生活リズムや季節感を感じることができたり、また、元気で生活するために必要な栄養素を体に摂り入れるという、とても重要な意味があります。

私たちでもおいしいものを食べたり、お腹いっぱい食べたりすると、とても満足感が得られ、体が元気になるとともに、気持ちも明るくなります。

 

生きる意欲につながるような食事が提供できるよう「食」にこだわっていきたい、その一つが「ソフト食」の取り組みです。

 

ソフト食とは、食材をミキサーにかけて固め直したもののことをいいます。加齢や病気により噛む力が弱くなっている方向けに柔らかくして提供する食事です。見た目が悪く食欲がわかない、口の中でまとまりにくく、誤嚥を起こしやすい(きざみ食)、ドロドロの状態で具材がわからず美味しくない(ミキサー食)などのきざみ食やミキサー食のデメリットがカバーされています。

 

現在、久美浜苑の栄養士と調理職員、そして佐濃デイサービスの調理職員で、ソフト食の勉強会を月1回行っています。今までに、焼き魚に煮魚、から揚げ、肉じゃが、おはぎ、うどんやそば、等々、色々なメニューに挑戦しました。思っていたような形や味にならなかったり、硬かったり、反対に固まらなかったりと、試行錯誤しています。どのようにしたら他の方と同じような見た目に作り上げられるか、見た目だけでなく味もおいしくできるのか、素材の味を引き出すにはどうしたら良いのか等、課題がたくさんです。

この勉強会で学んだことを実践して、利用者様に提供しています。麺類に関しては、かなり質の向上が図れたと思います。「何を食べているのかわからないようなドロドロの状態から、スプーンや箸でつかめる状態で提供できる!」と作る側も自信をもって出せますし、何より利用者様の食への楽しみにつながっていると感じています。もっともっとレベルアップできるよう、精進したいと思います。

写真 左上から右へ 「豚の生姜焼き」、「うなぎ丼」、「牛野菜あんかけそば」

左下から右へ 「たこ焼き」、「鯖の味噌煮」、「うどんのみ」

投稿者:Yukidaruma | Posted in 紹介 | No Comments »
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