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歴史探訪

先日、実家の母と長男の三人で墓参りを兼ねて、懐かしい場所めぐりをしてきました。

三度の引っ越しをしているため、十代を過ごした家は、私にとっても、母にとっても思い出深い所です。

「姉妹で、このプールで泳いでいたなぁ」

「小さいころ、走り回っていた景色も変わっていない!」などと、次々に昔の記憶が戻ってきました。

これぞ、まさしく回想法(^-^)

母や私の脳の血流がグルグルと活発になっていたと思います(*^_^*)

懐かしい場所に帰ったとたん、忘れていたことが次々に思い出されます。

長男はその景色をパノラマで撮り、おばあちゃんと私の携帯にラインで送信・・・。

懐かしい記憶にふれ、気を良くした私は、以前から母が行ってみたいと言っていた

神子畑選鉱所跡に行くことにしました。

車で走ること一時間・・・。

場所は兵庫県朝来市。朝来市には‘天空の城’竹田城でも有名になりましたが、他にも

あまり知られていない、珍しい場所があります。

神子畑選鉱所は、かつて鉱山として繁栄していました。

歴史は古く、800年頃から銀、銅を産出し、生野銀山の支山として幕府の管理下にもあったようです。

明治以降に三菱に払い下げられ、大正時代には明延鉱山の鉱石を選鉱する大規模な選鉱所に生まれ変わりましたが、規模や産出量も東洋一、夜中も稼働していることから不夜城とも呼ばれていたそうです。

老朽化により十年前に建屋は解体され、現在は基礎部分が残っているだけですが、直径

30mもある濾過装置は迫力があり、一見の価値があると思います。 こんな静かな山奥に巨大な歴史遺産があったことに驚くと共に、当時は四千人もの人の暮らしがあり、その頃を想像するだけで、なぜか懐かしいような不思議な感覚がありました。

神子畑

佐濃デイが建っている場所も、昔は小学校跡地。

来初される度に「懐かしい場所に帰ってきた。」と話される利用者様の顔を思い出しながら帰途に着きました。

投稿者:kabosu | Posted in スタッフのつぶやき | No Comments »
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