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松花堂弁当

 遅くなりましたが…

あらためまして「あけましておめでとうございます」

 

新年行事など盛り沢山な時期ですが、私は調理職員なのでお正月の特別メニューについてお伝えしますね。

 

1月4日は当デイサービスセンターの仕事始めの日でした。新年始めの食事なのでお祝いらしく松花堂のお弁当箱を使用しました。松花堂弁当とは、中に仕切りがある縁の高いかぶせ蓋のある器(箱)を用いたお弁当です。

 

ご自宅でおせちを食べられた方ももちろん大勢いらっしゃると思いますが、まだ口にされていない方もいらっしゃる事だと思い、手間はかかりましたが、お正月を感じて頂けるよう、食材を選んだり盛り付け方を工夫して厨房職員一同力を合わせて作りました。

 

       松花堂弁当

 

お弁当の説明です。

 左上は“ハマチとエビのお刺身”

                右上は“豚の角煮”と“白菜のお浸し”

           中央には“赤飯”

 左下には“数の子”“黒豆”“芋ようかん” 

                右下はデザートの“めろん”“みかん”

 

 松花堂弁当の盛り付け様式を考慮しつつ、且つおせち料理の要素も盛り込みました。まめに動けるようにとの“黒豆”、子孫繁栄の“数の子”、そして金団の変わりの“芋ようかん”写真ではわかりにくいですが、今年の干支の『辰』の形をしているんですよ!

 お弁当をお配りすると「うわぁ~ごっつぉ~(ご馳走)だぁなぁ」とあちらこちらから声があがりました。そして「おいしい美味しい」と言っていただけました。みなさんほとんど残されることなく召し上がってくださいました。そんなみなさんの様子を見させていただきながら「頑張った甲斐があったなぁ」と嬉しく思っていました。

 

 食べる事は生きていくうえで欠かせないことですが、大きな楽しみだとも思います。タダの栄養補給の食事ではなく、ご利用者様方にいっぱい「美味しい」と言っていただけ、食べる幸せを感じてもらえる事が出来るように、今年も日々頑張っていきたいと思います。

 

 最後に…どうかみなさんにとって良い1年になりますようにm(_ _)m

 

 

投稿者:takataka | Posted in スタッフのつぶやき | No Comments »

謹賀新年

   みなさま、新年あけましておめでとうございます。

     新年 壺活け

 唐突ですが、今年は辰年ですね。

 辰=“龍”は、12の干支の中で唯一実在しない架空の生き物ですが、水神の象徴として祀られたりして縁起の良いモノという印象があります。“昇龍”と言ったりもしますよね。その“龍”にあやかって、当法人・当久美浜デイサービスセンターも上昇して行けたらなぁと思っております。

 さて、昨年の事を振り返りますと、何と言っても“東日本大震災”が大きな出来事でしたね。一瞬にして津波によって多くの命が奪われたり、原発の事故のため住み慣れた町を離れざるを得なくなった方、不自由な仮設住宅で新年を迎えられた方など、今なお多くの方々が悲しみ苦しんでいらっしゃいます。小さな島国の日本とはいえ離れた地に居る私たちには、一時物流が滞ったり節電に協力するなどの影響はあったものの、すごく困るといった影響は少なく、そのせいか風化してきているように感じます。甚大な被害のあった震災であり、今なお困っていらっしゃる多くの方々のために、風化させてはいけないと思いますし、それぞれが少しでも早く復興できるように協力しあうのが大切だと思う今日この頃です。震災を通じていろいろとかんがえさせられましたが、私が一番感じた事は、この別に何もない普通の日々を過ごせる事こそ、普通に生きていられる事こそが何よりもの幸せであり、感謝して生活をしなければならないという事です。私だけでなく皆様もいろいろな事を考えさせられたのではなかったでしょうか?

 

 話は少し変わりますが、その震災もあって昨年の漢字は“絆”という字でしたね。震災後の日本国内だけでなく海外からの支援などもあったり、近年おざなりになりつつある人と人とのつながりの大切さを考えさせられました。そこで、便乗というわけではないですが、年頭にあたり今年の久美浜デイサービスセンターの目標として“絆を大切にする”というのを掲げようと思います。まずは、ご利用者様方により良いサービスが提供できるように職員が一致団結するための“絆”、ご利用してくださる皆様やご家族様との“絆”、そして安心して過ごせる地域作りを協力しあう各関係機関との“絆”・・・“絆”を築いたりより深めることが出来る一年にしたいと思います。

 

 人間生きていると「もう死にたい」と思う事があると思います。三十余年生きてきただけの私にですら「死にたい」と思えるほど辛い・悲しい事がありました。私の倍以上生きていらっしゃるご利用者様方、ましてや戦争など激動の時代を生きてきた方々ですから私以上にそのような事があったと思います。そして今もなお、年老いていきながら辛い事や悲しい事があると思います。しかし生きているからこそ、笑ったり・喜んだり出来るのだとも思います。ご利用してくださる皆様の「生きてて良かった」と思えるひと時を増やすお手伝いが少しでも出来ればと思っておりますし「久美デイに行ったら心も体も元気になれる」そう言っていただけるようになれるよう、職員一同今年も頑張りますのでよろしくお願いいたします。

投稿者:ineine | Posted in 久美デイからのお知らせ | No Comments »
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